2020/12/05 14:00

壁紙を貼るときには

①壁のサイズをはかる採寸、割付
②下準備、道具の準備
③壁紙のカット
④糊つけ
⑤壁紙張り

といった作業が必要ですと言いましたが、今回は下準備や道具の準備についてです。
壁紙が到着するまで日数がかかるので、その間に揃えておくとすぐに取りかかれて便利です。

必要な道具は
・バケツ
・はさみ
・塗装用ローラー、刷毛とバケット
・内装用カッター
・地べら
・なぜバケ
・内装用竹べら
・壁紙用押さえローラー
・のり(ルーアマイルド)
・スポンジ
・ジョイントコーク(後述します)
・養生用マスカー
・建築用マスキングテープ
・ゴミ袋
・脚立
などです。

クリームペーパーカンパニーのShopでも
壁張りツールというカテゴリにまとめていますのでここからご購入も可能です。
特にDX5点セットはこれだけでけっこうそろってしまうのでおすすめです!

今なかなか外出もむずかしいからネットで完結したい…
という方もいらっしゃると思います。
壁貼り用品でリクエストがあれば問い合わせフォームやSNSでご要望お知らせしてくださいね。

さて、下準備はいったいどういうことをするかといいますと…
クリームペーパーカンパニーで販売している壁紙は基本的には今ある壁紙の上から張ってもらいたいと思っています。
なのでその壁紙に凸凹やはがれがないか確認しておいてください。
汚れなどがあると汚れの種類(油汚れなど)によっては糊がのらないことがあるのでおそうじをしておいてください。

この汚れを隠したいから壁紙をはるのよ!!
というかたは…まあそれでもいいと思います。
壁紙のお掃除、大変ですもんね。張った方がはやいし雰囲気もかわっていいなと私も考えます。

ただ落書きや電化製品の焼けといった平面の汚れについては上から張ることで隠せますが
立体の凸凹については仕上がりが変わってくることがあるので要注意です。

壁紙と壁紙の間に隙間があって、そこから剥がれている様子。
引っ張ってみたら他のところはガッチリくっついているようだ…
というかんじだったらジョイントコークを使って張り合わせもう一度壁に接着させます。
張り合わせたあとはローラーでコロコロさせて密着させます。
あとで動画をご紹介します。

ジョイントコーク(コークボンドともいいます)は壁紙を最後に押さえるときにあると安心な道具です。
ホームセンターで500円くらいなので、天井の壁紙に近い色を買っておくとよいでしょう。

ローラーはECショップでも販売している壁紙張り替えDXセットにも入っています。
写真のローラーはプロ用なので幅が広くてゴム製なのですが、張り替えDXのローラーもなかなかいいですよ!
これは突きつけで壁紙を張った後に浮いてこないよう密着させる道具なので、持っていた方がいいです。

この現場で天井の壁紙のジョイント(継ぎ目)がちょっとはがれてきていたので
コークボンドで修正しておきました。
普段のちょっとした修正にも便利なので、お手元にあるとよいでしょう。




問題は凸凹です。
壁に穴があいてたら…大工さんを呼んでプラスターボードを埋めなおしてもらうのが一番ですね。
正直壁紙でかくすのはは難しいです。。。
張った日はなんとかなった♪と思っても、そのうちそこがへこんできたりします。
あとは施工中に壁紙を破いちゃうことにもつながります。

どうしても自分でしたい時は…
https://diyclip.roymall.jp/wall-floor/1083789
↑こちらに手順が書いてますが、なんかもうこの時点で壁紙貼る気力がなくなっちゃう気がするので
初心者さんにはあんまりおすすめしません…

初心者さんは極力凸凹とかがない壁からスタートして
DIYスキルが上がってきて壁の補修もできるようになったらチャレンジしてみてください。

壁紙が一部剥がれている、とかの凸凹は壁紙を上から張ってもかくせません。
でも、これは自分が知ってるからわかるという程度のものなので
DIYだったら正直そこまで気にかけなくていいのでは?と思っています。

職人さんだったらそういう部分まで完璧にわからないようめっちゃきれいに仕上げてくれますが
DIYだったら「自分が納得できればヨシ!」で、その納得点数は別にひくくてもかまわないと思います。

壁紙を全部剥がしてみたら、もともとも壁紙の紙がはがれなくて凸凹しちゃったり
下のボードまで剥がれたりということが起こることも考えられます。
そういう時はパテの出番ですが、めっちゃしんどいのでこれもおすすめしません。

今まで壁紙を張ったことがない新規壁(プラスターボード状態)にもパテ当てが必要です。
自分で新規壁を作成するDIY上級者さんであればパテ当てもがんばれると思います、ファイト!
でも壁まで大工さんに作ってもらったからあとは自分で壁紙を張る〜(人生初!)という場合は無謀すぎです。
そういう場合は壁紙職人さんに壁紙を渡して、これ張ってください〜とお願いしてみて
次張り替えるときその上から張ることにチャレンジしてみてくださいね。
ちなみに壁紙職人さんにこの輸入壁紙張りをお願いする時は手間賃が倍くらいかかるということは念頭に入れておいてください。