2020/12/05 17:15

壁紙を貼るときには

①壁のサイズをはかる採寸、割付
②下準備、道具の準備
③壁紙のカット
④糊つけ
⑤壁紙張り

といった作業が必要ですと言いましたが、今回はいよいよ張り方についてです。

乾いてしまうと壁紙がつかなくなるので糊を塗ったらすぐにはりつけます。
柄を合わせるときは糊に壁紙を張ったまま、なぜバケを使う前に滑らせるようにして調整します。

壁紙を張ったら、なぜバケで空気を押し出すようにして壁と壁紙を密着させます。
これがきちんとできていないと今後壁紙がすぐはがれてきてしまったりするので、きちんと押さえましょう!
ただしこすりすぎて傷をつけないようにご注意です。

先日壁紙をご購入いただいたお客様のアシストをさせていただいた時の動画がありますので
それをご覧になってイメージをつかんでみてください。
宮崎弁がですが、ご愛嬌ということで…

最初のひと幅めが肝心!
まずはクリームペーパーカンパニー社員、芳賀(はが)が見本を。


おつぎはお客さんのI様です。



性格が表れているようなやさしい〜タッチ。
特にこうしなければならない!というのはないのですが
しっかりと空気を抜くことを意識してやってみてください。

のりが乾くまでだったらやり直しできるので、おかしいな?すいてるな??空気が抜けないな??
と思ったら適当な部分まで剥がしてやりなおしてください!


糊が乾いてしまったり、カットしてしまったら修正はできなくなります。
むしろそれまでは失敗にはならないので、失敗を恐れず納得いくまで調整してください。

位置が決まったら天井やとなりの壁との境目、角に竹べらをしっかりあてて跡をつけます。
ここできっちり角を押さえられれば仕上がりはキレイになります!
一気にびーっと竹べらを引くのではなく、ちょいちょいと押し込むように少しずつすすめていくのが成功のカギ。

しっかりあとがついたら、地べらで押さえながらカットします。
わざわざ編集とかしたものではないので恐縮なんですが、ちょっとしたポイントをご紹介。


上を切る時


下を切る時

ぐ!
と押さえて、スッと切る!!
刃先は常に新しいものをだしててくださいね。

天井、巾木、カドを切ったらハイ完了!

壁紙と壁紙の継ぎ目(ジョイント)はローラーでしっかり押さえましょう。



Iさん、はじめの1本でコツをつかんだ様子!
自分のお部屋の壁紙が変わっていくのがたのしくてしょうがないって感じ眺めていらっしゃいます。


1面貼り終わった時の画像がこちら!
とても初心者さんが初めてはったとは思えない見事な仕上がりです。
このあとはりきってのこりの3面も別のクロスを張って、模様替え大成功されていました。
楽しんでもらえたようで、私たちもとっても嬉しかったです!!

後日、奥様のお母さまから「うちのもお願いね〜」と言われたらしくはりきっておられました。
ぜひいろんな壁にちゃんレンジしてもらいたいと思いました。

角の落とし方は別の記事で解説しますね!