2020/12/05 16:31
壁紙を貼るときには
①壁のサイズをはかる採寸、割付
②下準備、道具の準備
③壁紙のカット
④糊つけ
⑤壁紙張り
といった作業が必要ですと言いましたが、今回は糊付けについてです。
いろんな張り方のページを見たり動画を見ていると、やり方がたくさんあって混乱してしまったり、どれが正しいのだろう?と迷ってしまったりすることがあるかもしれません。
壁の状態や壁紙の素材も関わるので普通は一概には言えないと答えてしまうところが、クリームペーパーカンパニーの壁紙はすべて不織布で既存の壁紙の上から貼ることを推奨していますので糊は壁の方に塗ってください。
なぜかというと、紙の方にローラーで塗るのは場所も取るしけっこう面倒だからです。
私たちは通常現場で施工するときはのりつけ機械を使って紙の方に糊をつけシールのようにして使います。
でも自分で張り替えるためだけにその機械を買うことはないと思いますので、壁側に糊を塗る相手糊工法で施工しましょう。
隅やキワは刷毛で、広い面はローラーで掬い取った糊を塗り広げるように手早く塗ります。
楽しくなってつい塗りに集中してしまうのですが、ぼたぼたと糊がこぼれることもあるのでマスカーなどで養生をしておいてくださいね。
表面がナミナミとなるくらいたっぷりつけましょう。
ちなみにこの施工をされている方は、弊社のお客様でI様です。
工事をご注文いただいて、私たちも壁紙を貼らせていただいているのですが
「自分でやれるならやってみたい!」
ということで、私たちがご自宅の壁張替のアシストに伺った時のものです。
はじめてなのにめちゃくちゃ上手に張っていました!!
お分かりでしょうか??
糊をぬったところはテカっと光るので、壁紙の幅よりすこしはみ出るくらい張ってみてください。
壁紙の幅がだいたいどれくらいか分かりづらいという方は、まず端の壁から53センチのところに線を引いて
その線をすこしはみ出すくらいの感覚で糊をぬるとよいでしょう。
次の幅も黙々と糊付けI様。
筋がいいです!